2024年3月17日日曜日

デザイン誌「アイデア」3月発売号

 「やさいのおなか」が紹介されている雑誌のお知らせです。




誠文堂新光社のデザイン誌「アイデア」3月発売号の特集企画として、 建築物などの断面図や俯瞰図のイラストレーションを紹介する特集企画のなかの小特集「絵本は見えないものをどのように表現するか」文・佐々木美砂




デザイン誌「アイデア」は建築やデザインの世界だけに留まらず、絵本の表現方法まで広げて紹介しています。絵本の世界をこのような視点で考察すると、絵本の見方が新鮮に感じ新しい発見があると思います。絵本は構成がとても大事な要素になりますが、佐々木美沙さんは野菜の断面図がどのように構成して表現されているのかを分析しています。

特集されている一人に妹尾河童さんの作品があります。ぼくがまだ学生だった頃に出会った「河童が覗いたヨーロッパ」はとても刺激的な本でした。懐かしかったです。

https://www.idea-mag.com/idea_magazine/idea_no-405/

2024年1月9日火曜日

令和6年仕事始め



 2024年が恐ろしく悲しすぎるスタートになりました。

能登半島地震で亡くなられた皆さまに心よりご冥福をお祈りいたします。まだ安否がわからない人がたくさんいます。一人でも多くの命が助かることを祈るばかりです。阪神淡路大震災と東日本大震災の時にボランティア活動をしたことを思い出しています。いつどこで何ができるか、ニュースを見ながら考えています。




 

2023年12月31日日曜日

追想M編集者

 お世話になった編集者Mさんが昨年暮れに亡くなりました。1年が経ち趣味で描いていた絵の個展が開催されました。Mさんとは定年後も毎年お会いしていたのですが、コロナ禍で3年間はお会いする事ができませんでした。そして、1年後に再会することができました。絵を見てコメントを読んで、Mさんとの会話を思い出しました。自分なりにMさんとお別れができたような気がしました。Mさんありがとうございました。そして、この企画をした編集者でありパートナーのFさんに感謝します。

 ところで、Mさんは絵本「やさいのせなか」の名付け親です。絵本の担当編集者ではありませんでしたが、最初に絵本の原画を見た編集者の1人でした。Mさんは絵を見てすぐに絵本のタイトルが浮かんで提案してくれました。ぼくも担当編集者も納得してそのタイトルに決めました。

 実は「やさいのおなか」もぼくが考えたタイトルではありません。持ち込んだ原稿には、違うタイトルがついていました。しかし、編集者は原稿を見てもっとインパクトのあるタイトルを考えてくれました。絵本は作者一人で作っているわけではありません。編集者やデザイナーや印刷所の職人などたくさんの人が関わって完成します。











2023年12月29日金曜日

4年ぶりの石垣島

真栄里ビーチ
川平湾
竹富島 コンドイビーチ

 4年ぶりに石垣島へ帰って来ました。家族で石垣島に6年間住んでいたので、みんな「お帰りなさい。」と声をかけてくれました。ぼくも「ただいま。」と答えました。気温は27℃まで上がり暑いぐらいでしたが、仲間も温かい心で迎えてくれました。そして新しい出会いもあり楽しい時間を過ごすことができました。





 沖縄県立八重山特別支援学校の中学部の皆さんと一緒にミニ絵本とアドベントカレンダーを作りました。一人一人個性豊かな作品が完成しました。楽しい時間を共有する事ができました。ワークショップ終了後に生徒が作ったバスケットとパインケーキをお土産にいただきました。そして、一緒に給食の親子丼もご馳走になりました。

 



 八重山特別支援学校の先生から写真が届きました。生徒達と作ったアドベントカレンダーが廊下の壁に貼られ、毎日1枚づつその日の紙を開くと、生徒が描いた好きなものの絵が現れます。クリスマスに最後の1枚を開いて、生徒が描いた全ての絵でできたパッチワークのクリスマスツリーになりました。



 にしのもり保育園で絵本の読み語りをしました。2歳児から6歳児の子どもたちが元気に答えてくれました。にんじんしりしりが大好きな子どもたちは、迷う事なくにんじんを当ててしまいました。子どもたちは素足で園庭を駆けまわり、自分たちで育てたフルーツや野菜が実ると自分で摘み取って食べているそうです。のびのび育って好奇心旺盛な子どもたちです。

ところで、にんじんしりしりとはどんな料理かわかりますか?

沖縄県の郷土料理です。「しりしり」とは、沖縄の方言で「千切り」の意味です。


皆さんありがとう!みーふぁいゆー!

また来年4月にお会いしましょう!


2023年11月26日日曜日

11月23日のワークショップ









 11月23日大分県立図書館でワークショップが開催されました。子どもと大人が一緒に鏡餅とおせち料理を作りました。皆さんが作った伊勢海老とロブスターの表情は個性豊かで素敵な作品でした。絵本「ふゆのかざりもの」はクリスマスとお正月の飾りものを作る絵本です。どちらも子どもだけで作る工作ではなく、家族みんなで協力して作り完成させる工作遊びです。本来クリスマスやお正月の準備は家族で一緒にするものだと思います。今回のワークショップでも家族で協力して作りました。エビに色を塗るお父さんや鏡餅をのせる三方を牛乳パックで作るお母さん、そして子どもたちもお寿司を作ったり鏡餅をカラフルにしたりと楽しんでいました。みなさんと楽しい時間を共有することができました。





ぼくが作った鏡餅とおせち料理と獅子舞の工作は11月30日まで大分県立図書館で展示されています。





2023年10月30日月曜日

2023年10月20日金曜日

ワークショップ開催のお知らせ

11月23日(木)大分県立図書館でワークショップを開催します。
詳しくは下記のチラシをご覧ください。10月20日より申し込みが始まります。

ワークショップで作る工作が、大分県立図書館で展示されています。
展示作品は、鏡餅・ロブスター入り洋風おせち料理・伊勢海老入り和風おせち料理・
絵本「こどもおこのみしょくどう」をアレンジしたおせち料理・木の実のおせち料理