2022年10月26日水曜日

大船山登山で閃く!


  講演会などで「絵本のアイディアはいつ生まれるのですか?」と言う質問を受けることがあります。答えは、無心になっている時にふと思いつきます。具体的にはランニングなど体を動かして集中していると、どこからともなく閃きます。絵本のアイディアは四六時中考えています。考えると言うよりは、ヒントを探していると言う感じの方が近いです。絵本というジグソーパズルをしながら、かけているピースを探しています。寝ても覚めても考えていると必ず行き詰まります。それを打破するためにすることは、忘れることです。忘れるための一番の方法は、ちょっときつい運動をします。ランニングなど体を動かすことに集中することで、頭がリセットされます。

 来年2023年度版のかがくのとも9月号「こどもおこのみしょくどう」は現在製作中ですが、この絵本のアイディは昨年11月に大船山を登っているときに閃きました。昨年は紅葉の時期が遅くなり11月初旬に登山しましたが、今年は例年通り10月下旬には紅葉の見ごろになりました。今年は寒暖の差も大きいので素晴らしい景色でした。頂上付近は雨水が凍り樹氷になっていました。空気も澄んでいたので、頂上から別府湾を見ることもできました。さて、今回の登山では何か閃いたかな?