2014年10月5日日曜日

絵本あそび ワークショップ

9月27日(土)に開催したワークショップの報告

第 47 回 中国・四国地区幼児通園施設職員研究協議会 山口大会
開催日 2014年9月26(金)・27日(土) 
会 場 子ども発達支援センター愛/ホテルニュータナカ/山口県総合保健会館
研究テーマ 「児童福祉法改正後の障がい児支援と通園施設職員の役割を考える」
主 催 中国・四国地区幼児通園施設長連絡会
後 援 山口県/山口市/山口県知的障害者福祉協会

27日の午前中に4つのワークショップが開催されました。
それぞれのワークショップのテーマは下記の通りです。
ワークショップ1「個別支援計画作成のためのインフォーマルなアセスメントについて」
ワークショップ2「こどもの心と身体(からだ)の発達 In Music THerapy 」
ワークショップ3「幼児期の発達支援の場における家族理解と具体的な方法について」
ワークショップ4「絵本から始まる造形遊び 木内かつの絵本あそびより」

 ぼくのワークショップ4は、対象者を障がい児だけではなく、一人一人個性豊かな子ども達と具体的にどんな遊びができるのか?その実践を行いました。ぼくらは発達支援が必要な子供達を支援するだけではなく共生し互いに学び合うことが大切です。

内容は「木内かつの絵本あそび」より①ごっこ遊びからはじめよう「お買い物ごっこ」②作って楽しむ「へびのたまご」③子ども道具考 ハサミとクレヨン ④絵の具を使って遊ぶ スライド上映 ⑤おまけ 以上

 ワークショップの参加者は施設の保育士、児童指導員等でした。園に戻り子ども達と遊びを実践し楽しさを共有して頂けたら幸いです。

<ワークショップから>

 一人一人個性豊かな子供達と遊ぶには、自分自身が視野を広げて頭を柔らかくしないと一緒に遊 びを楽しむことは難しい。指導する立場だけで接すると、何かを子ども達にさせたくなり、その結果が大切だと思い込む。子ども達の意思を重んじて、子どもが持っている本能を目覚めさせてあげる手助けをしよう。

 今生活の中で生きたことばを使う場所が消えています。コンビニやスーパーマーケットではマニュアルのことばばかりです。個性豊かな生きたことばをかけることも聞くことも少なくなっています。ぼくが子どもの頃は、駄菓子屋さんに入ると「くっだーさーいなー」とリズムあることばをかけていました。方言は生きたことばです。「お買い物ごっこ」遊びでは、お客さんもお店屋さんも生きたことばをたくさん使いましょう。