11月3日宮崎県の新富町図書館で絵本あそびワークショップを開催します。詳しくはポスターをご覧ください。
2016年9月15日木曜日
秋の絵本ワークショップ
絵本あそびドラムライブ公演のために東京に来ています。16日金曜日に文教大学付属幼稚園、17日土曜日は千葉県市原市民中央図書館で絵本あそびドラムライブを開催します。今回は新たに「ぼくは こっくさん」をドラムライブ用にアレンジしました。コックさんの帽子も作ります。この模様はまたYouTubeで公開しますので、お楽しみに!
11月3日宮崎県の新富町図書館で絵本あそびワークショップを開催します。詳しくはポスターをご覧ください。
11月3日宮崎県の新富町図書館で絵本あそびワークショップを開催します。詳しくはポスターをご覧ください。
2016年7月15日金曜日
高校生のための絵本講座
2016年4月12日に沖縄県石垣市の八重山高等学校で「絵本講座」を開催しました。参加した生徒は家庭クラブ委員と保育や絵本に興味がある生徒32名です。講座の内容は、1、絵本の魅力と楽しみ方 2、ミニ仕掛け絵本を作ろう この2つです。講座で紹介した絵本は、「ごろごろにゃーん」「キャベツくん」「かえるとカレーライス」長新太/作「あおくんときいろちゃん」「フレデリック」レオ・レオニ/作「ぶたのたね」「おばけがぞろぞろ」佐々木マキ/作「かさをささないシランさん」谷川俊太郎 アムネスティ・インターナショナル/作 いせひでこ/絵「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」ホセ・ムヒカ などです。
下の写真は、生徒が作ったミニ仕掛け絵本です。
絵本講座に参加した生徒の感想
*自分は絵本は子どもが見るものだと思っていましたが、今日の話を聞いて自分の歳でもみるものがあるなと思いました。見方や考え方を大事にしていきたいです。
*絵本って子どもじみててかっこ悪いと、小学生ながらもかっこつけて読みませんでした。しかし、今日の話を聞いて絵本は見る人によって伝わり方がこんなにも違うものか、奥深いなと思いました。
*私は絵本が大好きで小さい頃よく読んでいましたが、最近絵本とふれあうことがなく、久しぶりに絵本を読み聞かせしてもらったり、いろんなことを教えてもらって一瞬で童心にかえりました。そして、やさしくおだやかな気持ちになれたので、絵本の力はすごいなと思いました。なにか大事なことに気付けました。
*今日、久々に読み聞かせをしてもらい「何を伝えたいのだろう」と考えながら見ていて、よくわからないと思いました。しかし、木内先生の「頭でなく感性で」という言葉を聞き、何も考えずに絵だけを見てみると、楽しむことができました。大人になっていくにつれいろいろな知識を知り頭が硬くなっていくのですが、子どものような考え・感性を大切にしていきたいです。
*自分の持っていた絵本に対する考えが大きく変わる1日になりました。小さいころ見て読んできた絵本を読み返して昔と今の考えを比べてみたいなと思いました。子どもに読み聞かせしてみたいです。
*自分は正直3日ぐらいで絵本は書けると思っていたんですけど、それが全然違うことがわかってとてもびっくりしました。
*キャラクターなど特に出てこない簡単そうにみえる絵本を作るのに2年かかったりと、本当に大変なんだなと思いました。
2016年6月9日木曜日
五感で感じる絵本あそび その2
子どもが成長する過程で大切なことは何でしょうか?それは感性を育むことだと思います。感性は五感で感じて磨かれていきます。知識を詰め込んでも感性は身につきません。
5月に開催した「絵本であそぼう!ドラムライブ!!」は、視覚と聴覚を使って絵本を楽しむ遊びです。絵本を読みながら絵に合わせてドラムが絵の景色や登場人物を音で表現します。
絵本「どんぶりどうじょう」では、読み手の声とドラムがかけあいながら物語が展開します。絵にも仕掛けがあり動きます。いろいろな問題を抱えたお客さんが食堂にやってきます。お客さんのテーマソングはみんな違います。それをドラムで表現します。問題を解決するために大将が作ったどんぶりはどれもユニークです。絵本を見ている観客の気持ちをドラムが掻き立てます。
絵本「やさいのせなか」では、野菜のせなかの模様を見ながら、ドラムが野菜の特徴を表現します。野菜の表面を触った時の感触、野菜の形や硬さ、野菜の味、野菜を食べる季節などをドラムが音で表現します。その音を体で感じて何の野菜か想像します。その後に、実際に紙とクレヨンでせなか探しの遊びを行います。用意した野菜やザルや貝殻をこすってせなかの模様を浮き出させます。その他にもどんなせなかが見つかるかいろいろな場所をクレヨンでこすって模様を集めてきます。
集めた模様を繋いで大きなタペストリーにすることもできます。
絵本「エリセラさんご」では、珊瑚の住む世界を絵と読み手とドラムのセッションでお見せします。見ている観客もエリセラさんごの卵プラヌラになって踊りながら旅をします。
体で感じながらエリセラさんごと同じ体験をします。
絵本を聴いて見るだけではなく、体全部で感じて楽しむ遊びが、「絵本であそぼう!ドラムライブ!!」です。感性を磨くには、心で感じて体で表現することが一番です。さあ一緒に遊びましょう。
YouTube 絵本あそびドラムライブどどんがどん
2016年6月5日日曜日
五感で感じる絵本あそび その1
絵本はいろいろと勘違いされています。例えば、子どもだけが見る本だとか、子どもを寝かせる前に読む本だとか、知識を身につけさせるために使う本だとか思っている人がいます。これではあまりにも絵本についての考え方が狭すぎます。
絵本は子どもだけが楽しむものではありません。大人も楽しむことができます。子どもを寝かせる前に絵本を読むという使い方もありますが、絵本を読んでから元気に遊ぶこともできます。また絵本から知識を得ることもありますが、笑ったり泣いたり怒ったりと感情が豊かになります。
絵本の世界はもっと自由で広いです。
ぼくは絵本作家としてどんな新しい絵本が作れるか?絵本でどんな遊びができるか?毎日考えています。絵本に対する既成概念を破ろうと挑戦しています。
2014年9月に「木内かつの絵本あそび」という本を出しました。これは絵本を使って子どもたちと大人が一緒にできるものづくりや遊びを紹介した本です。絵本を読んでから元気になった子どもたちと、一緒に遊びたいと思って考えました。
そして、今回はまた新しいことを考えました。五感で感じる絵本あそびです。それは、映像と読み語りとドラムのセッションです。
次回につづく
2016年5月5日木曜日
リレーかるた
問題です。「よ」から始まるわたしの好きなものはいったい何でしょうか?みなさん「よ」から始まるものを思い浮かべてください。もしかしたらぼくと同じものが好きな人がいるかも知れませんね。
答えは福音館書店の月刊絵本こどものとも年少版6月号の折り込みふろくをご覧ください。毎月絵本作家が「リレーかるた わたしの好きなもの」を描いています。6月号は、きうちかつの「よ」です。
答えは福音館書店の月刊絵本こどものとも年少版6月号の折り込みふろくをご覧ください。毎月絵本作家が「リレーかるた わたしの好きなもの」を描いています。6月号は、きうちかつの「よ」です。
2016年5月3日火曜日
熊本地震
平成28年熊本地震による被害を受けられました皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
4月16日土曜日の地震は、別府でも震度6弱でした。その時ぼくは宮古島にいました。第32回全日本トライアスロン宮古島大会の前日でした。深夜自宅からの電話で起こされて、すぐにラジオとテレビをつけました。幸い家では本棚が倒れただけでした。夜が明けるとテレビを見て地震の被害を知った多くの方からメールが届きました。ご心配していただき、ありがとうございました。
4月15日金曜日に行われた開会式と前夜祭ワイドパーティーは、東日本大震災と熊本地震で亡くなった人々の冥福を祈り黙禱から始まりました。
14日の地震で熊本県の選手の中には来られなかった人もいました。また行くべきか苦しみながらも仲間から応援されてやってきた選手もいました。
そして、16日の地震で急遽熊本に帰った選手と家族がいました。
宮古毎日新聞の記事「熊本への思い、とめどなく/磯見洋一さん」
2011年のときも選手として今何ができるかを考えました。参加できなかった仲間の分まで頑張り、被災者を勇気づけるためにも全力で尽くそうと選手同士が掛け声を上げました。202キロという長い道のりを、これから何ができるか彼らのことを考えながら走りきることができました。今回もまた考えながら最後まで頑張れました。
一人では決してゴールはできません。たくさんの応援や待っていてくれる人がいるから最後まであきらめないで頑張れるのだということを、トライアスロンで学びました。一人ではないということを、被災にあった人達に伝えたいと思います。
2016年4月7日木曜日
絵本講座
桜が満開の東京から太陽が眩しすぎる石垣島にやってきました。
気温27℃ 夏日です。東京と気温差10℃ 以上もあり体がびっくりしています。
4月12日八重山高等学校で絵本講座を開催します。
絵本講座を受ける学生は将来保育関係の仕事を目指しています。
昨年も絵本講座を開きミニ絵本を作りました。
今年はミニ仕掛け絵本を作ろうと思っています。
どんな作品が生まれるか今から楽しみです。
気温27℃ 夏日です。東京と気温差10℃ 以上もあり体がびっくりしています。
4月12日八重山高等学校で絵本講座を開催します。
絵本講座を受ける学生は将来保育関係の仕事を目指しています。
昨年も絵本講座を開きミニ絵本を作りました。
今年はミニ仕掛け絵本を作ろうと思っています。
どんな作品が生まれるか今から楽しみです。
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