2021年6月16日水曜日

2021年 著作権利用のお問い合わせ

 


2021-4


福音館書店ライツ事業室の鈴木様より、こちらのアドレスをうかがいました。

「やさいのおなか」

利用方法

パソコンにとりこみ拡大して使用


私は岡山在住、平石千津と申します。この度、高知県須崎市の連合婦人会から読み聞かせの依頼がありました。

コロナ禍で会場は広くソーシャルディスタンスのため、パソコンを使って大きくできないかと依頼がありました。参加者と先生の「やさいのおなか」の楽しさをぜひ共有したく、許諾お願いします。

参加者約30名高齢者あり。

営利目的なし

参加費なし

謝金、交通費


平石千津


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先日、許諾についてお願いしました、平石千津です。

補足です。


使用したい日時:4月28日(水)

パソコンで拡大して使用(1回のみ)です。


私は日頃、岡山県立図書館、地域の文庫で読み聞かせのボランティアをしている一個人です。

どうか、よろしくお願いします。

あわせて、「やさいのせなか」など、先生の絵本の紹介をしたいと考えています。


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平石千津 様


はじめまして、木内です。

ご連絡ありがとうございます。お問い合わせについてお答えします。


絵本「やさいおなか」の使用を許可します。

ただし読み聞かせ当日は、実物の絵本を参加者に見せて紹介してください。

絵本の形で見ないとわからない仕掛けや面白さがあります。


ぼくのオフシャルブログで、全国で活躍されているボランティアさんの活動を紹介しています。

参考にご覧していただければ幸いです。これからもボランティア活動を頑張ってください。


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平石 様


こんにちは、木内です。

福音館書店より返信がないと連絡がありました。メールが届いて良かったです。

ぼくはAppleのPCを使っているので、問い合わせにはiPhoneでも使えるiCloudのアドレスを使用しています。

Microsoftを使っているPCでは互換性が合わない時があり、ぼくが送ったメールが迷惑メールボックスに行ってしまうことがあります。

このメールはiCloudではなくPC専用のアドレスで送っています。無事届くとよいのですが・・・?


「やさいのおなか」には色々と秘密があります。枠の色がヒントになっていることに気がつくのにどれくらい時間がかかりましたか?

自分で気がついた時はとても嬉しくなると思います。

そして、知らない人に話したくなるようです。でも答えは言わず我慢して楽しみを奪わないで欲しいと思います。

もう一つ秘密があります。これは絵本の形になっているからできる遊びです。上映ではできません。

ヒントは「やさいのせなか」や「くだものなんだ」にはない秘密です。なーんだ?

これからも絵本を楽しんでください!


追伸、

かがくのとも6月号「かえるや」が出版されます。制作中の動画もYouTubeで見れます。詳しくはブログ(5月初旬頃)でお知らせしますので良かったら見てください。


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木内先生


岡山の平石です。

全国各地よりいろいろなメールが届く中、ひとりの読み聞かせボランティアに対して、こんなに丁寧にお返事いただき感激しています。

しかも、秘密があるなんて教えてもらい、ワクワク・ドキドキで興奮しています。

枠の色に気づいたのは、最近のことです。

それも、いつもと違って子どもたちではなく、父親に見せている時でした。

私の父は脳梗塞で高次機能障害となり、日々のリハビリを頑張っていましたが、

気乗りしない時もあるのです。

「やさいのおなか」を一緒にひらいて「これ なあに」すると、

くいつくように見て、あれこれ声にだし、当たるとこれぞという満面の笑み。

私も一緒に絵を自分に向けてみた時、「あっ!」ときづいたのです。


絵本を知ってからすでに10年もたっているのに、気付かなかったのです。

それからは、病気ではない母親も楽しむし、もはやこれは子どもの絵本だけではないと実感したのです。

そういう経験から、今回依頼の婦人会の集まりに是非とも紹介したいと思ったのです。どういう反応をするか楽しみです。


もう一つの秘密は・・・

野菜はんこを作った時のように対象だなぁ、あっ!もしや!とページをめくって透かしてみたら・・・

これでしょうか・・・きっと、これこれ!なんかおもしろい~!!

 

「かえるや」早速、こどものとも社に注文します。

今後とも益々のご活躍を期待しています。

本当にありがとうございました。

 

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きうち先生


アジサイが色づき、かえるがゲコゲコ、6月となりました。岡山の平石です。

先般、「やさいのおなか」についての許諾ありがとうございました。

報告が遅くなりすみません。

おかげさまで婦人会の方々には、とても喜んでもらえました。

ただ、いつも子どもたちと楽しんでいる時とは反応が違って、「これ なあに?」最初はシーンとしていて、少々面食らったというか、ん?これはどういう反応?受け入れられてないのだろうか?と冷や汗😅

「遠慮せず声に出していいんですよ~」と内心焦りながら進めていくと、だんだん声があがり、うなずいたり、笑いあったり関心しきりでした。

秘密は言いたいのをぐっとこらえ、きうち先生はいろんな仕掛けをしているようですよ。さらに楽しんでくださいねと言い、あわせて「やさいのせなか」「くだものなんだ」も紹介しました。

福音館書店からは幼児絵本シリーズと位置付け、本の裏面に書いてありますが、いえいえ年齢関係ないですね。

 

さて、今月号「かえるや」早速、工作に夢中になりました。

“ひっくりかえる”は何匹も作って飛ばしてます

“かえるおよぎ”はP8とP24では目の位置が違うけど、どっちでも面白いですよ。

早く文庫の子どもたちと遊びたいと思いますが、岡山は緊急事態宣言下で、もう少しの辛抱です。

本の中で、工作を見ている青い服のめがねの子、指の形が笑えます。

きうち先生、やってる~とニヤニヤしました。

これからもワクワクする作品を楽しみにしています。

平石 千津

  

追伸:私が作ったかえるの写真です。


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平石千津 様


こんにちは、木内です。

ご連絡ありがとうございます。

楽しい会になりよかったですね。

絵本に対象年齢が書いてあるのは、購入者が絵本を選びやすくするためらしいです。

著者としては、対象年齢から内容を理解できるように表現を考えていますが、年齢の上限は決めていません。

幼児からお年寄りまでが楽しめる絵本づくりを心がけています。

これからも、たくさんの人達と絵本を楽しんでください。


講演会の写真が届きましたら、こちらにもデータを送ってください。

それから、今回送っていただいたカエル工作の写真を、ブログとインスタグラムで紹介したいと思います。

よろしいですか?


それでは、よろしくお願いします。


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木内先生


「かえるや」ひっくりかえるを増産しています。

緊急事態宣言でも散歩途中に出会った親子にプレゼントしたいと思いせっせと作っています。

実は工作のワークショップなど、いつも周りの人よりどんくさく、ゆっくりなので苦手な方と思っていたのですが、

本を見ながら自分のペースでできるし、書いてあるようにやればちゃんと出来上がり嬉しくなりました。

とても上手とはいえませんが、写真はいかようにでも使ってください。

普通のおばちゃんでもできるんだと知ってほしいです。

やっぱり緑の牛乳パック、いいですね。

どうせならご当地の牛乳パックもいいなぁと思い、地元の牛乳を買いました。

これからも楽しい作品、待ってます。

                      平石 千津

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木内先生


「かえるや」誕生までの経緯をブログで拝見しました。

こんなに歳月をかけて満を持しての誕生ですね。

それも含めていろんな方々にこの「かえるや」を知ってもらいたいので、

岡山のこどものとも社の方に話そうと思います。

そして、ジャムさんちシリーズも買えるかお願いしようと思います。 

さて、大変遅くなりましたが婦人会研修の写真、送ります。

プライバシー保護の観点から個人を特定されるデータは送れないそうで、

楽しんでる様子を感じられる写真がないのが残念です。

岡山の緊急事態宣言が20日で解除となります。

文庫がはじまったら、かえるやで工作したいと考えています。

その際はいい写真を撮りますね。

                                                    平石 千津

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2021年 著作権利用のお問い合わせより

 2021-4

木内 勝 様


 突然のメールで失礼いたします。

 福音館書店ライツ事業室の鈴木様からのご紹介で連絡させていた

だきました。青森県立図書館で児童サービスを担当しております、

奈良と申します。


 早速ですが、木内様著作の絵本、『やさいのおなか』(福音館書

店)の当館「おはなし会」での使用について、お願いがあり連絡を

差し上げた次第です。


 当館のおはなし会では毎回、子ども達から、読んで欲しい絵本の

リクエストをもらい、読み聞かせをする時間があり、子ども達が自

分の読んで欲しい本が読まれることを大変、楽しみにしています。


 おはなし会は、毎月第2土曜日、次回は、5月8日(土)の開催

となります。今回、『やさいのおなか』には、二人の子ども、親子

からリクエストがあり、是非、読み聞かせをさせていただきたいと

考え、福音館書店ライツ事業室さんに、相談をしたところ、木内様

の連絡先を教えていただきました。


 これまでは、実演者の語りに子どもたちが引き込まれ、ひざとひ

ざがぶつかるのではないかというほど近づける距離で、本をそのま

ま読み聞かせるスタイルでおはなし会を行っていました。

 ところが、新型コロナ感染症の拡大に伴い、残念ながらそれがで

きなくなってしまいました。

 

 それでも、子どもたちに絵本を楽しんでもらおう、触れてもらお

うと、絵本をスクリーンに拡大投影し、十分な距離をとってもらい

ながら読み聞かせをする方法で再開しました。今までとは勝手が違

い、始めは戸惑っていた子ども達も、今では、楽しみに参加してく

れています。

 本来の読み聞かせではありません。しかし、児童担当スタッフ一

同、子ども達の笑顔が見たい一心と(スタッフ一同も大好きです!

一番人気は「きゅうり」です!)このような形での利用、おはなし

会が何時までも続かないことを願いながら、『やさいのおなか』を

拡大投影し、読み聞かせを、させていただけませんでしょうか。


 使用させていただくにあたり、手続き等改めて必要でしたら、お

知らせいただけないでしょうか。

 なお、当館おはなし会の開催概要は、以下のとおりです。


1.日  時  毎月第2土曜日 14001430

2.上演回数  ご許可いただく場合の上演回数は、1回限り

3.開催場所  青森県立図書館 4階集会室

4.主  催  青森県立図書館

5.参加人数  3040

  ※ 入場無料、実演者は読み聞かせボランティア、並びに当館

     児童スタッフで、謝礼なども発生しません。


 お忙しいところ大変恐縮ですが、お返事をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。


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奈良 様


初めまして、木内です。

ご連絡ありがとうございます。

お問い合わせについて、お答えします。


絵本「やさいのおなか」の使用を許可します。

新型コロナの影響で、ボランティアの皆さんも絵本の読み聞かせ活動が思うようにできないでいます。

それでも色々と工夫して頑張っています。

ぼくのオフィシャルブログでは、ボランティアさんからの活動報告を掲載しています。

参考になることもあると思います。よろしければご覧ください。

http://yasainoonaka.blogspot.com


楽しい会になるよう頑張ってください。応援します!!


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木内 かつ 様


 早速のご連絡、『やさいのおなか』の拡大投影での利用につい

てご承諾いただき、ありがとうございます。


 また、紹介いただいたオフィシャルブログ、拝見しました。

 皆さんが、いろいろな読み聞かせの方法や、活動に取り組んでい

らっしゃる様子を知ることができ、今後の活動の参考になりました。


 いただいた応援のメッセージを励みに、子どもたちに絵本を楽し

んでもらえるよう、今後も工夫しておはなし会を運営していきたい

と思います。


 お忙しいところ、対応いただきありがとうございました。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。


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木内 かつ


 青森県立図書館の奈良です。


 先日は、突然、連絡を差し上げ、大変失礼いたしました。

 私たちの都合で、開催期日が迫ってのお願いにも関わらず、お忙

しい中、すぐにお返事いただき、『やさいのおなか』の拡大投影に

ついて許諾いただき、有難うございました。


 おかげをもちまして、5月8日、読み聞かせをさせていただきま

した。大きな画面で見る「やさいのおなか」たちに、どの子達も、

夢中になって楽しんでくれたようです。


 「にんじん」は身近な野菜なので、すぐに答えがでるかなと思っ

ていましたが、ちょっぴり時間がかかり、わかった時の「えー!」

という声とともに、「あ、そうか。」という、子どもたちの笑顔に、

こちらも嬉しくなってしまいました。

 

 なかでも、リクエストをくれた子どもの笑顔は、一番でした。

 スタッフ一同、木内さんにお願いをして良かった、そして、感謝

の気持ちでいっぱいでした。


 当日の写真を添えて、ご報告します。

 本当に、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いい

たします。






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奈良 様


こんにちは、木内です。

メールありがとうございます。

楽しい会になり良かったですね。

コロナ禍での活動は大変ですが、皆さん工夫して頑張っています。

これからも子どもたちのために、楽しい活動を続けてください。

応援します!!!


メールと送って頂いた写真を、オフィシャルブログで紹介させていただきます。

ご了承ください。


追伸:弘前には取材で何度か尋ねました。

   また青森に行く機会がありましたら、県立図書館にも伺いたいと思います。






2021年6月15日火曜日

料理の絵本

  絵本「やさいのおなか」は、学校の食育の授業でよく使われているようです。先生は子どもたちが野菜に興味を持つきっかけにしたいようです。実際どのように絵本が使われているのかわかりません。ただぼくの願いとしては、「これなあに?」の答えが、野菜の名前でなくてもにしないで欲しいです。野菜以外の別のものに見えるところがおもしろいし訳で、人それぞれにイメージが違って当たり前です。答えは一つではないのです。想像力が豊かであればたくさんの答えが出てきます。野菜もみんな個性があります。同じキャベツでも、みんな形が違います。個性豊かな野菜から多くの発見ができるはずです。野菜の名前を覚えることよりも、もっと自由な発想で楽しんで欲しいと思います。

 ところで、ぼくは食べることが好きですが、料理をすることも大好きです。我流ですが和洋中それからデザートもなんでも作ります。その料理好きが講じて料理の絵本を2冊描いています。食育で使うならば、この料理の絵本がお勧めなのですが、残念なことに手に入りにくい絵本なのです。2冊とも月刊絵本で単行本にはなっていません。月刊絵本は雑誌と同じでその月に出版されるだけです。それもほとんどが幼稚園や保育園向けに団体購読として販売されるので、一般の書店では販売されていません。月刊絵本を手に入れるには、各出版社のHPサイトにアクセスして、出版される絵本の年間スケジュールを調べて、欲しい絵本を書店から注文するか、直接出版社に問い合わせるしかありません。またはその出版社の絵本を購読している幼稚園か保育園に問い合わせることになります。書店に並ぶ単行本とは扱いが違うので、絵本を紹介するサイトにも掲載されません。かがくのとも6月号「かえるや」も月刊絵本なので、単行本のように増販することもありません。1回のみの印刷で売り切れてしまえばおしまいで手に入りません。ただ絵本によっては、数年後に単行本やハードカバーになって販売されることもあります。紹介する2冊の料理絵本はすでに販売終了になっているので、出版社から手に入れることはできません。どこかの出版社が単行本にして復活するとよいのですが?図書館にも無いので、後はフリマで見つけるしか方法はないようです。そんな2冊の料理絵本を紹介します。





キンダーメルヘン 2002年1月号「おやつは なあに?」


<作者のことば> 失敗は成功のもと!

 幼児にとって料理を作る体験は、遊びと同じくらいわくわくするできごとです。洗う、切る、ちぎる、たたく、こねる、つぶす、つつむ、手を使ってするこれらの作業は感性を育てるのに最適な仕事です。幼児にも手伝わせることによって、食べ物にも興味を持ち、心と体、そして親子のコミュニケーションにも役立ちます。そしてお父さんと作れば度胸と応用力も身につくかも知れませんよ。ちょっと料理が苦手なお父さんも、子どもと冒険してみませんか?





キンダーメルヘン 2007年10月号「どんぶり どうじょう」


<作者のことば> 好奇心・真心・遊び心

 どんぶり道場の大将は、三つの心を大切にしてお客さんをもてなしています。一つは好奇心、二つはめは真心、三つ目に遊び心です。好奇心は料理人にはかかせない心です。いつも新しい素材に興味を持ち、自分の知らない未知の味を探し求めています。真心は料理人の基本です。どんなに見栄えのよいものでも、真心がない料理は人を感動させることはできません。遊び心を持った料理人の作る料理は、底の深さや幅の広さを感じます。

 なぜただのどんぶり屋さんではなく、どんぶり道場なのか?道場とは身体と心を鍛える場です。ここはただ美味しものを作り食べさせるだけのお店ではありません。お客さんの悩みを解決するために、大将が考え抜いたどんぶりを提供します。それを食べたお客さんは、満腹になるだけではなく心も癒されて帰って行きます。なぜどんぶりには蓋が付いているのか?それはお弁当箱の蓋と同じように、蓋を開ける時が一番楽しみでワクワクするからです。

 どうぞお家でもどんぶり道場を開店してください。そして、大将に負けないようなすごいどんぶりを作って、お客さんの身体と心を鍛えてやってください。

 でも、気をつけてくださいね。以前クリスマスに来たお客さんに、大将がサンタクロースとトナカイが入ったどんぶりを作ったことがあります。お客さんがどんぶりの蓋を開けると、ゆで卵のサンタクロースと里芋のトナカイに感動して、眺めているだけで全く箸をつけず食べないで帰って行ってしまいました。何事もほどほどが肝心です。

 


2021年6月9日水曜日

2021年 著作権利用のお問い合わせより

 絵本「やさいのおなか」が、食と暮らしのライフスタイルメディアmacaroni 

下記のサイトで紹介されています。

https://macaro-ni.jp/100011

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21-5

きうちかつ様


突然のご連絡失礼いたします。

わたくし、食と暮らしのライフスタイルメディアmacaroni https://macaro-ni.jp/  の樋田(トイダ)と申します。


現在、弊社メディアにて

「子供の食育に役立つ。おすすめ絵本」という記事を作成中でして

きうちかつ様が書かれた「やさいのおなか」を紹介させていただきたく

ご連絡いたしました。


今回の企画は

03歳、35歳、5歳~小学校中学年まで」という3つの軸で絵本を紹介する予定でして、

絵本ナビ編集長の磯崎園子さまと、リトルシェフクッキング代表取締役の武田昌美さまに

おすすめの絵本を選定していただきました。


「やさいのおなか」は、03歳のお子様におすすめの絵本ということで

磯崎さまにご紹介していただく予定です。


つきましては、弊社メディアにて絵本の表紙を掲載したいと考えております。


掲載にあたり、申請が必要なものや注意事項がございましたら

ご教示いただきたく存じます。


お忙しいところ恐れ入りますが

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。


*****************************************

株式会社トラストリッジ

153-0061

東京都目黒区中目黒1-1-71 KN代官山ビル 2F5F

ライフスタイル事業本部

macaroni編集部

 

食からはじまる、笑顔のある暮らし。

macaroni[マカロニ]:http://macaro-ni.jp/

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21-5

樋田由香 様


初めまして、木内です。

ご連絡ありがとうございます。

お問い合わせについて、お答えします。

絵本「やさいのおなか」の表紙を掲載することを許可します。

食育のために描いた絵本ではありませんが、絵本は読者が自由に感じて欲しいと思っています。

絵本は子どもと大人を結ぶためのコミュニケーションツールです。

「やさいのおなか」を子どもと大人が一緒に楽しんでいただければ幸いです。

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21-5

木内さま


お世話になっております。

macaroni編集部の樋田です。

ご返信いただきありがとうございます。

掲載許可とのことありがとうございます。

温かみのある絵とクイズ形式で読み進められるところがとても魅力的で

私たち大人も、この断面なんだっけ…??と楽しませていただきました!


お子さんが野菜に興味を持つきっかけになる1冊としてご紹介させていただきます。


記事の公開は来週を予定しておりますが、一度プレビュー画面をお送りさせていただきます。

公開完了後、正式なURLをお送りいたします。


何卒宜しくお願いいたします。


樋田

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21-5

木内さま


お世話になっております。

macaroni編集部の樋田です。


以前ご連絡いたしました「食育のためのおすすめ絵本」の記事公開をいたしましたので

リンクをお送りいたします。


https://macaro-ni.jp/100011


お手数おかけしますが

ご確認のほど、何卒よろしくお願いいたします。



2021年6月6日日曜日

「やさいのおなか」誕生秘話



  絵の勉強をしていた学生時代に出会ったこの本にインスパイアーされて、「やさいのおなか」が誕生しました。

角川文庫 民話集 人は何で生きるか 「二人の老人」トルストイ 米川正夫・訳 昭和48220日 改版11版発行


 絵の勉強をしているとき、先生からこんな課題を与えられました。野菜を一つ選んで色彩構成しなさい。ぼくはたまたま台所にあったキャベツを手にとりながめました。まんまるいキャベツはデッサンしやすいように思いました。そして、デッサンしていると葉のすじの形がおもしろく興味がわいてきました。そこで今度は、キャベツを包丁で真二つにわってみました。すると、キャベツの中から巨木が現れました。キャベツの断面は、とてもユニークな形をしていました。目から鱗が落ちる思いでした。今までキャベツはとんかつにそえる野菜としか頭になかったので、キャベツのもっている美しさに気がつきませんでした。毎日見てよく知っていたつもりでしたが、実は何も見えていなかったことに気がつきました。このキャベツ事件の後にトルストイの「二人の老人」を読んだので、この物語は忘れられないものになりました。


 大人の答えは、沈黙が多くなります。毎日見てさわって料理して食べているはずなのにわからない。あまりにも身近にある食べ物だけど、知っているようで実はわかっていない。見ているようで見えていないものなのです。

 ところが、ある小学生が何の野菜か全て言い当ててしまいました。どうしてわかったのか、その子に聞いたところ、その子は野菜が嫌いでなかなか食べられずながめているうちに、嫌いな野菜の断面を無意識に覚えてしまったらしいのです。なるほど、こういうこともあるわけで、苦笑いしてしまう話です。


 美しいもの不思議なものは、意外と身近なところにあるものです。問題は、それにあなたが気がつくかどうかなのです。