2025年2月28日金曜日

2月の講演とワークショップ報告2


 

 2月9日大分県玖珠町のわらべの館で、講演と工作のワークショップが開催されました。玖珠町には5月5日に開催される日本童話祭に出かけたことはありますが、冬に訪れたのも電車で出かけたのも初めてでした。途中雪が積もった由布岳を見ることができましたが、太平洋側の別府から見える由布岳と内陸の湯布市から見た景色は雪の量が違いすぎて驚きました。

午前中は絵本の作り方と絵本あそび「こどもおこのみしょくどう」、午後は牛乳パックの工作を親子参加で行いました。子どもも大人も真剣に集中して作り楽しんでいました。


写真下は牛乳パックの迷路を作っている様子と、ハサミの先で牛乳パックに穴を開けているところ。





参加者からの感想を一部紹介します。


<娘が(小4です)やりたいことがたくさんあるのですが、その一つに「絵本作家になりたい」と言 っていて、本人いわく「オーダーメイドで、その人だけの絵本を作ってあげたい」とのことです。 なので、今日は絵本制作について知れて、とても良かったです。モチーフの探し方、イメージの膨 らませ方、絵コンテづくり、ストーリーを考えることなど・・・なかなか知る機会がないのでとて もありがたかったです

<今日は貴重な体験に参加させていただき、ありがとうございました。子どもがワークショップなど工作が好きで、お弁当の具材を工夫して楽しく作れていました。時間が足りなくなるくらい熱中し て作っていました。家に帰ってからも残りを作れたらいいなと思います。大人も勉強になり、楽し い講演会でした。ありがとうございました。> 

<ぎゅうにゅうパックで けん玉とか めーろとか作れないと思ったのに作れてびっくりしました。> 

他の写真はわらべの館の下記サイトをご覧ください

https://www.town.kusu.oita.jp/soshiki/warabenokankan/5603.html

2月の講演とワークショップ報告1 

 

 2月1日群馬県高崎市で講演とワークショップが開催されました。高崎市を訪れたのは初めてでした。からっ風が吹くこともなく穏やかな天気に恵まれました。今回は(株)こどものともが主催したもので、参加対象者は保育園と幼稚園の先生と先生の子ども達でした。内容は絵本の話と親子で遊べる絵本あそびをしました。写真下は絵本「はじめてのおつかい」で子ども達が買い物をしているところです。




会場中央に3人の男性保育士が陣取り、絵本の読み語りや買い物ごっこでも大きな声で盛り上げてくれました。講演やワークショップに参加される人は女性保育士が圧倒的に多いので、男性保育士が恥ずかしがらずに目立ってくれると会も盛り上がります。

2025年1月6日月曜日

2025年 一陽来福


  昨年は近所にある神社に向かっている途中で、能登半島の地震を知りました。元日というめでたい日が悲しい日になってしまいました。今年はたくさんの福が来ることを願うばかりです。小さな福ですが今年も能登に届けたいと思います。

 神社の入り口にある大鳥居を抜けると、石畳の道になり所々に干支が彫られています。巳年の板石は細長い蛇が体を丸めて平仮名のみの形になっています。今年の切り絵はそれをヒントにデザインしました。


 今年は福音館書店よりかがくのとも12月号「つりぼり」が出版されます。写真家の常葉雅人さんとデザイナーの鷹觜麻衣子さんとのチームによる作品は「かえるや」「こどもおこのみしょくどう」に続いて三作目になります。どんな工作絵本になるかお楽しみ!



きうちかつ・作 / ときわまさと・写真

ここは、トイレットペーパーの芯で作った魚がいる釣り堀です。釣る獲物によって、釣り針を変えて釣ります。何が釣れるかな?お楽しみ!