2024年後期ワークショップのお知らせです。
9月1日(日)関西保育セミナーが姫路で開催されます。
大分県中津市でのワークショップの内容については、後日お知らせします。
10月10日(木)大分県中津市大幡コミュニティーセンターで開催されます。
10月18日(金)大分県中津市小楠コミュニティーセンターで開催されます。
2024年後期ワークショップのお知らせです。
9月1日(日)関西保育セミナーが姫路で開催されます。
大分県中津市でのワークショップの内容については、後日お知らせします。
10月10日(木)大分県中津市大幡コミュニティーセンターで開催されます。
10月18日(金)大分県中津市小楠コミュニティーセンターで開催されます。
4月に石垣島のにしのもり保育園で、2回にわたり保育士を対象としたワークショップ「木内かつの絵本あそび」を開催しました。
子どもたちが帰った後に保育園で用意した軽食を取ってから始めました。軽食はオニササでした。オニササとは何だかわかりますか?
二つのおにぎりに鶏のささみフライを挟んでから、おにぎりを潰してライスサンドイッチにしてから食べるご当地グルメです。おにぎりとフライはポリ袋の中に入れて、手は汚れないよう袋の外側から手のひらでおにぎりを潰します。八重山農林高等学校の隣にあるスーパー知念商会で販売しているおにぎりと鶏のささみフライを買った高校生が、お昼ご飯ようにアレンジしたものです。あるTV番組で紹介されてからは、観光客が買いにくるようになりました。二つのおにぎりとおかずのフライが一緒に食べることができるボリューミーな食べ物です。おにぎりとささみのカツが一体化したので、オニササという名で呼ばれるようになったようです。娘も高校生の時に知念商会にはお世話になりよくオニササを食べていたようです。高校生の間ではオニササのオリジナルアレンジが他にもあるそうです。
沖縄県立八重山特別支援学校の生徒たちと絵本あそび「やさいのせなか」のワークショップをしました。まず最初にブラックボックスに野菜やサンゴや貝殻などを入れて、手触りで何かを当てる遊びをしました。普段は視覚だけでものを判断することが多く触覚を使うことが少ないので、手触りだけで何を触っているのか当てることは難しく感じます。五感を働かせて感じることで、野菜にもいろいろな表情があることを知ることができます。ゲームをしてからフロータージュを始めました。触覚で野菜の表面に障子紙を被せクレヨンでこすると、野菜の表面の凹凸が浮かび上がります。
この時使うクレヨンは、巻いてある紙を全て剥がし取っておきます。クレヨンで紙を擦る時は、クレヨンの先ではなく側面全体で擦ります。模様をきれいに写し取るには、クレヨンで線を描くのではなく面で擦ります。最初は難しく感じますが、だんだん慣れて力の入れ具合などコツが分かってきます。模様が浮かび上がることを理解すると、いろいろものを擦ってみたくなります。生徒たちは障子紙とクレヨンを持って、教室の中を歩き回り模様を探しました。そして、物入れのケース、壁紙、扇風機、靴のそこ、網戸などあらゆる物に紙を当て模様を集めました。それらを模造紙に貼り少し離れたところから眺めると、魚に見える模様や幾何学的な模様などパッチワークの様なタペストリーになりました。クレヨンで擦り模様を集める遊びは、年齢に関係なく誰もが楽しめます。