津市一志図書館の村瀬様から絵本「やさいのおなか」使用についての問い合わせです。
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木内 さま
突然、失礼いたします。こちらは三重県津市にあります公共図書館で、一志図書館と申します。
福音館書店に問い合わせたところ、直接お問い合わせくださいとのことでしたので、
メールさせていただきました。
つきましては、先生の作品の『やさいのおなか』をパネルシアターにして、
図書館のおはなし会で使用したいのですが、ご許可いただけないでしょうか。
毎年1~2回使用したいのです、よろしくお願い申し上げます。
津市一志図書館 担当 村瀬
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村瀬 さま
初めまして、木内です。ご連絡ありがとうございます。
お問い合わせについてお答えします。
絵本「やさいのおなか」をコピー機やスキャナーで写すことは許可していません。
しかし、絵本「やさいのおなか」を見本にして手描きによる手作りの作品ならば問題ありません。
そして、パネルシアターを上演する前か後に見本にした絵本「やさいのおなか」を紹介してください。
なぜ手作りの作品ならば良いかと言うと、自分で絵を描くことによってたくさんの発見があるからです。
手描きでは絵本のように上手に描けないと言う方がいます。
もちろんプロの絵描きでなければ上手く描けないのは当然です。
大切なことは上手に描くことではなく、絵本を理解することだと思います。絵本の面白さや不思議さなどを子供達にどう伝えたいのか?絵本や本物の野菜をただ見るのではなく、観察して欲しいのです。
絵を自分で描くことは、長い時間をかけて見続けることになります。そうすることで今まで見えなかったものが見えてきます。新しい発見は自分にとって大きな感動です。
子供達と喜びを共有したいと思うならば、まず自分が新しい発見をして感動してください。
そして、自分が一生懸命作った作品は、世界に一つだけの宝物になります。
その作品を子供達に見てもらうのですから、絵本を読む時以上に気持ちが入ります。
パネルシアターを楽しんで製作してください。そんな様子の写真を送ってください。
それでは、よろしくお願いします。
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木内 さま
ありがとうございます!また写真は送らせていただきます。
津市一志図書館 村瀬
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