2016年4月12日に沖縄県石垣市の八重山高等学校で「絵本講座」を開催しました。参加した生徒は家庭クラブ委員と保育や絵本に興味がある生徒32名です。講座の内容は、1、絵本の魅力と楽しみ方 2、ミニ仕掛け絵本を作ろう この2つです。講座で紹介した絵本は、「ごろごろにゃーん」「キャベツくん」「かえるとカレーライス」長新太/作「あおくんときいろちゃん」「フレデリック」レオ・レオニ/作「ぶたのたね」「おばけがぞろぞろ」佐々木マキ/作「かさをささないシランさん」谷川俊太郎 アムネスティ・インターナショナル/作 いせひでこ/絵「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」ホセ・ムヒカ などです。
下の写真は、生徒が作ったミニ仕掛け絵本です。
絵本講座に参加した生徒の感想
*自分は絵本は子どもが見るものだと思っていましたが、今日の話を聞いて自分の歳でもみるものがあるなと思いました。見方や考え方を大事にしていきたいです。
*絵本って子どもじみててかっこ悪いと、小学生ながらもかっこつけて読みませんでした。しかし、今日の話を聞いて絵本は見る人によって伝わり方がこんなにも違うものか、奥深いなと思いました。
*私は絵本が大好きで小さい頃よく読んでいましたが、最近絵本とふれあうことがなく、久しぶりに絵本を読み聞かせしてもらったり、いろんなことを教えてもらって一瞬で童心にかえりました。そして、やさしくおだやかな気持ちになれたので、絵本の力はすごいなと思いました。なにか大事なことに気付けました。
*今日、久々に読み聞かせをしてもらい「何を伝えたいのだろう」と考えながら見ていて、よくわからないと思いました。しかし、木内先生の「頭でなく感性で」という言葉を聞き、何も考えずに絵だけを見てみると、楽しむことができました。大人になっていくにつれいろいろな知識を知り頭が硬くなっていくのですが、子どものような考え・感性を大切にしていきたいです。
*自分の持っていた絵本に対する考えが大きく変わる1日になりました。小さいころ見て読んできた絵本を読み返して昔と今の考えを比べてみたいなと思いました。子どもに読み聞かせしてみたいです。
*自分は正直3日ぐらいで絵本は書けると思っていたんですけど、それが全然違うことがわかってとてもびっくりしました。
*キャラクターなど特に出てこない簡単そうにみえる絵本を作るのに2年かかったりと、本当に大変なんだなと思いました。