今年も1月10日の指宿菜の花マラソンからスタートできた。昨年は11月の国東とみくじマラソンで締めくくり、それから2ヶ月後にまたフルマラソンを走ることになった。今回は昨年果たせなかったエイドステーションでの美味いもの食べ尽くしが目的だったので、タイムは気にせずゆっくりタイムリミット8時間以内のゴールを目指した。今年は暖冬で菜の花が散っているのではないかと心配していたが、コース沿道の菜の花は満開だった。天候は曇り空だったが寒くもなく暑くもないという最高のマラソン日和となった。
目指す豚汁やカツオやぜんざいは、中間地点を過ぎてからでないと食べられない。ランナーは17,000人いるので、全員が食べられるわけではない。限られた量しかないないのでのんびり走っていては食べ尽くされて美味しいものに有り付けない。前半は飛ばして黒糖、みかん、キンカン、ミニトマトなどを手に取り食べながら走る。後半25キロ地点からご馳走が並び始めた。豚汁、ぜんざい、空豆の蒸し焼き、カツオの腹焼き、サツマイモの天ぷら、カツオ出汁、芋焼酎、スナップえんどう、紫キャベツのスープ、空豆のスープ、これでもかと言わんばかりにご馳走が続く。走っては止まり食べてはまた走る。もう胃袋は限界でこれ以上食べたらゴールできないぐらい指宿の特産品を堪能することができた。こんなに食べ尽くしたのは那覇マラソンを走った時以来だ。那覇マラソンも中間地点で沖縄そばが食べられるし、沿道の観客も何かしら食べ物を手に持って応援してくれる。まるで運動会の買い物競争かアンパン食い競争のロングバージョンのようだ。
美味しいものを食べたら俄然元気になって、前半より早いペースで昨年と大して変わらないタイムでゴールできた。こんなことなら昨年もしっかり食べて走ればよかったと後悔した。
指宿の皆さんありがとうございました。指宿菜の花マラソンは、心もお腹も満喫できる素晴らしいマラソン大会だ。次回は2ヶ月後の横浜マラソン大会を走る。エイドステーションにシュウマイは並んでいるだろうか?楽しみである。
(写真下1枚目は会場で参加賞のサツマイモを蒸している様子。このサツマイモがまた最高に美味しかった!)